2014/03/22
3月22日
本番二日目。朝から昨日観客で来てくれていたキム・フニダさんが通訳をかってくれた。出演している小学生のヒョンジュンは彼の甥っ子なのだ。スカイプ越しに梅田くんとやりとりしながら、ジィエと僕と練習する。ヒョンジュンは昨日キムさんからアドヴァイスを受けたらしく、今日は釜を振り回していた。キムさんはヒョンジュンが間違いなく出来ているのか気になるようで、時々口を出したり手伝いたいような様子がヒシヒシと伝わってくる。少し遅れてサンヒャンがやって来たので、三人で装置を動かしながら段取りを練習する。皆優秀な子達で、メモを持ってしっかり覚えようとしている。何か違うような気がしたのでメモはやめさせて、僕も次の通しではわざと全然違う道筋で装置を動かしたり、間違ったりした。ヒョンジュンはその様子を見ながら呻いていて、彼は客入れの直前まで装置の間を走り回りながら段取りを確認していた。本番は、仕事と責任、という感じで進んで行った。本当みんな出来る子達だ。緊張感が昨日とまるで違う。いいライブだった。最後にサンヒャンがナレーションを入れて、彼は演劇をやっているのでここぞ本領発揮という堂々とした様子。拍手をもらい無事に終了、最後にスカイプ越しの梅田くんも入れて皆で写真を撮った。お疲れ様。スグゥォハシャスムニダ。昨日、感想が聞きたくてコさんを誘って見に来てもらっていた。前ディレクターのソンヒとも会う。二人の感想は厳しかった。会場が明るいし、外の音は聞こえるし、それに空間が全く動いていないとか。分かる、そこまでカバー出来なかったな。僕も修行が足りない、もっと出来るようになりたいことがたくさんある。バラしをして部屋に戻ってから絡まった水糸を時間をかけて解いた後で、少し寝て起きると夜中で、ドンユンからメールでレストランに連れて行ってくれるとのこと。初日と同じレストランに行って、今日始めての食事。チヂミと鶏チゲ鍋でお腹いっぱいにする。ドンユンは大学で生態学を専攻し、日本への留学経験もある。如何にもニュージェネレーションといった若者で、デモは嫌いだとか、原子力発電所が好きで、僕がお金を出して再稼働させたいくらいだとか、ピュアな様子で言うのを笑いながら聞いていた。ムンレまで送ってもらいハグをして別れた。ふと、もしかしてゲイかな?と思った。忙しく公演を乗り切った彼とは共闘していた気分があるので、僕も今日はキスぐらいしてもいいような気分だった。